アニリン革は
革本来の質感を味わうために
表面に加工を施していません。
そのために表面は水や油を吸いやすく
シミになりやすい革です。
ヌメ革もこの部類になります。
こういった革は時系とともに変化しやすく
その変化やライフサイクルで受けた刺激などを
刻み込んでいくことでオリジナルな風格が芽生えてきます。
いわば白紙のキャンバスに絵を描いていくようなもので
日本人の気質として
新品の状態を保ちたいところですが
絵も描かぬ白いキャンバスには
何の趣きもありません。
と言っても
汚れたままでは不潔で
カビの原因になりますし
醜いシミは少々抵抗のあるところです。
表面を加工したり丸洗いしたり
荒療法でシミを取ることも出来ますが
ハイブランドのエ〇メスあたりになりますと
素材を殺さないことが
ブランドを活かすことになります。
素材に応じたお手入れで清潔に保ち
しっかりとオイルケアしてあげると
醜いシミもちょっとチャーミングに見えませんか。
”お洒落にシミを嗜む”
これが「Royal MIYABI」流
革の極意です。
神戸に来神の際は是非
「Royal MIYABI」にお立ち寄りください。
レザーのお手入れなら
中塚クリーニング「Royal MIYABI」