一年も半ば、
早いもので
当店のスタッフの中には
年末の話題がチラホラ。
ちょっと早すぎやしませんか?
せめてお盆くらいにしておいてくださいな。
本日のお題は
トウのキズと靴底の補修であります。
キズを傷と書くと何だか痛々しいいので
あえてキズと書きます。
で
このシューズはムラのある染料で仕上げてあるので
あえてキズ跡は残りますが
キズ面に艶をだし染料で仕上げました。
以上・・!
なんて
今日の主題はここから。
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靴底の補修ですね。
すり減った靴底の補修は
軽度であればステップを貼り付け、
重度でアウトソールの交換になります。
今回は軽度なのでステップの貼り付けです。
素材は一般的にはラバーソールが普及してますが
当店では高価なドレスシューズの場合
当然のことながらレザーソールを使います。
「お洒落は足元から」と言いますが
実は靴は
高級衣料品の
色・シルエット・素材・着心地etcに加えて
高級感をかもし出す靴独特のPlusセンスがあります。
おそらくこれに気付いている同業者はいないだろうな。
でも
実際履いてらっしゃるお客様は
この高級感を感じ取ってるはずです。
少々もったい付けてますが、
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昔、私が某自動車ディーラに勤めていたころの話。
内装・外装・性能だけでは高級感が出ない、
高級車になればその風格の「響き」がいる。
ロー○ルクラス以上になると
ドアの閉まる音に開発費を相当投じたそうです。
もうお分かりですね。
そうです
靴の高級感をかもし出す第5の要素は
「靴の音」
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映画「第三の男」では
靴に寄り添う猫や「靴のコツコツ音」など
かなり靴を意識したシーンが見受けられます。
当店のお客様がスターを演じるためには
この「靴音」が上品でなければいけません。
風格がなければいけません。
買って初めて歩いた時のあの「コツコツ音」です。
当店のフロアは
そんな「コツコツ音」が味わえる床にしております。
「靴音」まで意識した素材選び。
安かろう早かろうではなく
本物のお洒落のサポートでございます。
どうぞスター気分を味わってくださいませ。
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