最近相撲業界が揺れてますが、
常に問われるのが横綱の品格。
相撲が神事であり
相撲道である事の所以だと思う。
「道」はスポーツと違って己を敵とし
守破離の繰り返しを持って己を高めていきます。
では横綱以外は品格は重視されないのか
事の発端から考えると必ずしも
法律上の加害者被害者とは
割切れない部分もある。
ただ私がいつも思う
「スイカ畑で靴を触るな」
(誰が見てもスイカ泥棒に見える)
これは母から聞かされてきた言葉ですが
自分の正当性が事実でも他人から疑われ様な行動をとるなです。
「心・技・体」を追求し続ける事
それを見せる事がお手本であり
横綱の品格だと思う。
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前置きが長くなりましたが
我々の商売も
やはりクリーニング道ではないか。
心・・人質(接待おもてなし)
技・・品質(技術メンテナンス)
体・・店質(店舗空間)
すべてはお客様のために
高級店として目指すならどの品格が欠けてもいけない。
目先の儲けに惑わされたり、自慢と傲慢を履き違えたり
他を批判したり弁解したり
派手なパーフォーマンスで騒いだり・・と
ついつい安易なアピールになりがちです。
自分自身に志しビジョンがあれば動じることなく
安易なアピールに至ることはありません。
人質・品質・店質が三位一体となって
追求し続ける事こそがクリーニング道だと心得ます。
例えば品質
洗ってもシミ取り(落ちる)しても
仕上げがずさんではだめです。
そして人質
仕上げができても
対応が悪ければだめです。
そして店質
対応ができてもお店が汚いとだめです。
高人質・高品質・高店質
すべてにおいて優位がなければ
お客様はクリーニング道としての情熱に傾いてくれないのです。
お客様が認める高級店とは言えないと思うのです。
高級店とは高額品を扱う店ではなく
高品格を提供できる店と心得ます。