7月休日のお知らせ
7月の16日（土）17日（日）・18日（月）は
東京出張のためお休みさせていただきます。
あわせて7月31日（第五日曜日）もお休みです。
先ずは黙祷。
加害者に対する報道が多いですが
やはり一番問題なのはセキュリティーでしょう。
常に危機管理が必要な立場が機能してない。
これが体質なら
「被害者」「セキュリティ」「加害者」
を
「日本国」「防衛」「侵略者」
に当てはめると恐ろしい結果になりますね。
これ以上は書きたくありません。
さて本日のお題は
「コートの襟のシミ抜きで酷くなった」です。
いつもの事、駆け込んでいらしゃいました。
襟にビールがかかってうっすらシミになってたので
シミ抜きで依頼したら
「このシミは対応できないので当店から専門店に出します」
との事で
後日「専門店でも取れませんでした」と返されたそうですが
処理したところが濡れたように酷くなってたそうです。
これは酷いですね。
ビールのうっすらシミの方がまだ遥かにマシ。
組成表示を見ると「綿」と「アセテート」
これは弁償物でしょう。
アセテートは安易に触れないことぐらい
専門店ならわかってるはずだが・・。
薬品とアセテートが反応してしまってる。
無責任な同業者として恥ずかしい思いと苛立ちを感じます。
そんな事よりも
何とかしてあげたいのだが
アセテート自体が変質してしまってるのでどうにもならない。
取り敢えずお預かりして悩むこと数日。
で、秘策を思いついた！
幸い襟のゴージラインより上は無事なので
ラペル部分だけ張り替えてみてはどうかな。
しかも思い切って黒にリカラーしてみてはどうかな。
うまく行けば今より引き締まって見える。
お客様に提案してシミュレーションしたものを見せると
たいそう気に入ってくれてお見積りも了解。
ここまで提案できるのは当店には
元「Brunello Cucinelli（ﾌﾞﾙﾈﾛ･ｸﾁﾈﾘ）」の職人さんを抱えているのだ。
これまでもレザーリペアを含め
当店のわがまま提案の難題をこなしてくれている。
で、早速生地の選定に入り
出来上がったのがこれ。
色は違って見えますが胸ポケットのベルトと同じ色です。
何か前よりポジティブなデザインに仕上がりましたね。
今回は事故品の修復ですが
何年か着て色に飽きてきたら
こう言ったリカラーリフォームもメニューとしてありかな。
同じ服でもまた違った雰囲気を楽しめそうですね。
ちなみにお値段ですが
今回EPOCAの襟の取替ラペルチェンジ
￥38,500（税込み）也
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7月の16日（土）17日（日）・18日（月）は
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あわせて7月31日（第五日曜日）もお休みです。
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