クリスマスが近づくと

神戸北野町では赤い服着た翁たちが

ぞろぞろと家に張り付き

街は活気に

いや商機にあふれております。

と言いつつも

このブログを書いてる時は

すでにイブですが。

このイベントが終われば

いよいよ大忙しの年の瀬ですね。

平成から令和、消費税と

何かと大きなイベントで疲れてる暇のない一年でしたが

ひそかに活気づいてるインフルエンザ―、

年明けでホッとしたころに病みませんように

皆様、健康第一で新年をお迎えください。

*

さて本日のお題は

汗と日光による退色であります。

オレンジ色のシミを取ってほしいとのご依頼ですが

脇の下やら背中などに点在し

明らかに色抜けです。

なぜ色が抜けて赤っぽいかと言いますと

地色のグレーの中には赤・青・黄が混ざっております。

その中から青っぽい色が抜けますと

オレンジっぽくなります。

なので抜けた青っぽい色を足してやると

元のグレーに戻るというわけです。

当然、”何で青が抜けるねん”

と突っ込みが聞こえてくるわけですが

お答えしましょう。

実は色はそれぞれ比重が違いまして

青色は一番比重が軽いのであります。

ここは”なんでやねん”の突っ込みは無しです。

青は一番軽いのです。

上の写真のように色を混ぜて放置しておくと

青色が上に分離します。

つまり同じ明度の色であれば

青は一番粒が大きく数が少ないのです。

汗と日光でどの色も同じように壊れても

青が最初になくなるからです。

数字で表すとよくわかります。

グレーを作るのに

黄8個とすれば赤5個青3個と言ったところでしょうか。

汗と日光で均等に3個ずつ壊れると

がなくなり黄5個赤2個が残ります。

これでオレンジっぽくなるのがお分かりですね。

みなさんちょっと賢くなりましたねえ。

と言うわけで修復の様子を見てみましょう。

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