連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。

長らくほったらかしで、

そろそろ更新しないとと思いつつ

実はこの繁忙期と重なり

私事ではありますがこの5月に

神戸市立葺合高校28回生の同期会があり、

事もあろうにメディアの作製編集と言う

大厄、失礼大役を押し付けられ

4月からてんやわんやの日々で

中々充実しておりました。

幸いMCがしっかりして全体の構成を組んでくれましたので

私は技術的作業に徹することが出来ました。

このMCがまたすごい奴で、

大阪芸大時代に、

皆さんご存知の古田新太さん所属の

劇団新感線を発足したメンバー一人なのです。

彼の片腕として今回仕事出来ることは光栄なのです。

製作したメディアをお見せできないのが残念ですが。

さて

本日のお題は黒レザーバッグのメンテナンスです。

全体的な使用感と擦れ剥げは有るものの

全くくたびれていない。

一応某高級ブランド品なので

お手入れだけでも良いのですが、

長きにわたり大事にお使い頂き、

このバッグへの情を感じ取りましたので

お客様の要望を優先して色補正させて頂きました。

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今回の同期会の参考にと

10年前の同期会のビデオを見てましたら

挨拶の席上で校長先生(当時88歳)が

言われたエピソードの中に

心理学者の河合隼雄さんの話が出てきて、

心理学者の河合隼雄さんは

フルートの名手でもあるのですがその師匠に

「お前のフルートには音に聞こえないハーモニーが宿っていない」

とダメ出しを食らったそうです。

この言葉は私どもの仕事にも重く響きました。

そうなんですよねぇ。

技術だけの追求では見えてこないんですよ。

どうすればお客様に喜んでもらえるか、

真剣勝負の仕事には目に見えない仕上がりがあるんです。

これが「極める」という事なんだと思います。

今回のお客様にも

この黒レザーバッグに

はたしてどこまでハーモニーを感じて頂けるのでしょうか。

 

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